社労士試験 独学での合格を目指したおススメのテキスト/問題集等の教材について

社労士試験 独学でのおススメ教材 学習法

独学でも突破!社労士試験のおススメ教材!

本ページにはPRを含みます!

・社労士試験を独学で突破したい!
・一部は通信、あとは独学でやっていきたい!
・初めて挑む!
・複数回目の受験!


社労士試験は難関国家資格試験です。
合格率は5~8%と極めて低く、合格された方々の学習量は並大抵のものではありません。
そして学習量に加えて、合格を勝ち取る上では「教材選び」がとても重要となってきます。
僕が合格した年は一般常識の単科講座を受けた以外はほぼ独学での挑戦でしたが、自分なりに教材選びが自分の能力にうまく合っていたことから結果が出たのだと考えています。

※と言っても、コロナ対策のために2年連続で受験を断念した経緯があり、学習期間自体は数年に及びます。

今回は僕が合格した年に実際に使用した教材等についてご紹介していきたいと思います!
これまでの記事と重複するところもありますがご了承くださいませ!


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その前に近況等

行政書士試験

私事ですが、昨年(令和5年)11月に行政書士試験を受験しました。
本年(令和6年)1月末が合格発表日となっており、結果次第で本ブログにも記事をアップしていきたいと思います。


教材選びについて

社労士試験 教材選び テキスト 問題集

教材についてはほんと人それぞれだと思います。
内容の詳しさや、文章の平易さ、版面の色遣い、表の見やすさ等々・・・
好みは千差万別なので、本来は書店で各予備校のテキストを見比べてみるのがいいと思います。
内容は当然ですが、版面の作りも人の視覚的な好みというのはほんと様々なので、やはり一度自身の目で見てみた方がいいでしょう。
と言いながらも、今回は僕の好みを紹介するようなものなので、決してこればベストであるとか、万人に好ましいといったわけではありませんので、ご了承くださいね。


僕が合格年に使用した教材など

教材まとめ 社労士試験

以前も載せたことがありますが、これが僕が合格年度に使用した教材のまとめです。


メインテキストについて

社労士試験 メインテキスト ユーキャンの速習レッスン
メインテキスト 社労士試験 ユーキャンの速習レッスン

まずメインテキストですが、僕は初学の頃からずっとユーキャンの速習レッスン一択です。
当初いくつかの予備校のテキストも入手したり、書店で目を通したりもしましたが、各テキストで特徴はるものの、やはりこれが自分にとってはベスト。

・最も詳しい
・表もまとまっている
・カラーも派手ではなく見やすい
・全体的に版面が見やすい

こういった理由でずっと速習レッスンを使っています。
上の図では自分で写真を撮っているのですが、合格後(且つ、勤務登録後)も実は毎年購入しています。
僕は業務内容が異なるため社労士としての実務にガッツリ就いているわけではなくペーパー社労士みたいなものですが、一応知識のアップデートのために毎年購入するようにして、調べることがある場合はすぐに調べることができるようにしています。
連合会が出しているハンドブックも有用ではありますが、基礎的な知識を再確認するのにもこの速習レッスンが最も適していると思っています。


サブテキストについて

社労士試験 サブテキスト 重要語句チェックBOOK ケータイ社労士
社労士試験 サブテキスト 重要語句チェックBOOK ケータイ社労士

サブテキストは、①暗記用②直前期の全体の確認用、という2つの目的で使うものです。
TACの重要語句チェックBOOKは書籍として販売されているわけではなく、TACの単科講座として申し込んだらこの2冊が届く、という形式になっています。
ケータイ社労士はここ数年人気があり、X上でも近江先生がバンバン紹介され(笑)、愛用している方々も多くおられます。
いずれもチェックシート方式で、重要な単語は赤で記載されています。
知識を重ねるための択一式の対策、穴埋めの選択式対策、という感じです。
まとまっているため持ち運びも便利、総復習にも向いています。
チェックBOOKは数周回し、ケータイ社労士は直前期に購入して1周し、その際に「忘れていた」「重要だ」とみなした論点のページに付箋を挟み、この付箋部分は試験前夜にホテルでまた全てチェックしました。


メイン問題集について

社労士試験 独学 メイン問題集 おススメ

メインの問題集はこのブログでももう何度も推しまくっている、TACの合格のツボ、択一対策と選択対策です。
僕はこの問題集と過去問ランドを主体として回しましたが、以前の記事「問題集の回し方」に詳細は述べていますので、こちらもご覧になってみてください。

社労士試験 独学 5択 問題集

皆様もご存じの通り、問題集には試験形式の5択の問題集もあります。
この5択問題集はあくまでも試験の再現の対策だと思っています。
というのも、僕も解いたことはありますが、勉強は視覚にも左右されるので、2度目には答えの場所(上から何番目とか(笑))を覚えてしまっています。
故に、知識固めならツボなどの肢別問題集を普段やって、5択問題集は夏前から模試等と併用してやっていく、という形がいいと思います。


サブ問題集について

社労士試験 独学 サブの問題集
社労士試験 独学 サブの問題集

サブとしては、
・大原の択一のトレ問iアプリ
・秒トレ
この2つをスマホに入れておきます。
これは、とにかく暇さえあれば解きます。
待ち時間とか、1分でも時間があればひたすら解くようにする習慣をつけます。
寝る前もベッドの中で例えば50問、100問解く、といった形でどっぷり自分をシャロ勉漬けするのもいいと思います(笑)
それと、選択式の書籍問題集は知識固めと選択式を解くことへの慣れを培います。
自分は労一と社一だけは大原の選択式トレ問も購入しましたが、大原の問題はなかなか切り口が鋭く、ここは知っておいた方がいいかも、という問題が網羅されています。
その他LECの出る順も一度解きましたが、こちらはまさに各要点をきっちり押えた王道といった形の内容になっています。
これも知識固めに役立つはずです。


補足的な書籍(月刊誌)

社労士試験 独学 補足的な教材
社労士試験 独学 補足的な教材

別記事でも紹介しましたが、社労士V、月刊社労士試験といった月刊誌もとても有用です。
Xでのフォロワーさんにも何度か「どちらがおススメですか?」と質問を受けたことがあります。

社労士V

→テキストチックに各科目がまとまっている
→適度に法改正や問題集、その他の特集
→初学者向け

月刊社労士受験
→重要論点を強化
→答練(問題集)にウェイトを置いている、その他の特集
→中上級者向け(複数回受験)

だいたい僕が受ける印象はこんな感じです。
とは言えいずれも知識固めには役立ちますので、僕は毎月両雑誌とも購入して目を通していました。
社労士Vはテキスト部分をPDFでも落とせるので、見直しの際はiPadでも見られるというありがたさ。
月刊社労士受験は問題集としての性格もあるのでこれもとてもありがたく解きました。
両方で2,640円ですが、僕は地方住まいで通勤路にも小洒落たカフェなどもないので、カフェ勉で落とすお金を代わりに教材に使おうという感じでした。


その他の補足的な書籍等

社労士試験 独学 補足的な教材

以前の記事でも触れましたが、選択式の労一社一、選択式全般、横断本、無敵の社労士等の補足的な雑誌も非常に役に立ちます。
過去にも通達等から問題が出たこともありますので、パンリー本を一度回して概要だけでも頭に入れておく、というのは、1点が分かれ道となる選択式に臨む上ではとても効果的でしょう。
僕も一度通した上で、受験前日のホテルでももう一度通しました。
無敵の社労士は年に3号発行されますが、これは好みによって全号入手するか、もしくは僕のように全体の復習のために直前対策号のみ購入してもいいかもしれません。

社労士Vからは「横断・縦断本」も発行されています。
各法規で共通しつつも微妙な違いがある、というところが問題に出されやすいので、横断本で相違点を把握しておくことも大切です。

月刊社労士受験からも横断整理や答練、判例・通達の別冊が毎年多数発行されています。


予備校の単科講座

社労士試験 独学 単科講座 予備校
社労士試験 独学 単科講座 予備校

受験生の方々が恐れるのは「選択式の1点」です。
これで泣く泣く合格を逃した方々は多くおられることでしょう。
僕も初受験の際は労一の1点が足りずに不合格だったのと、あと2年連続でコロナ対策のために受験回避した令和2年、令和3年の選択式の労一や雇用には驚愕した記憶があり、やはりそこにも注力すべきだと考え、労働経済や白書対策だけはLEC澤井先生の講座、大原の金沢先生の講座を単科で受講しました。
もちろん内容はダブるところはあるのですが、切り口が違ったりゴロが違ったりで(笑)、これで異なる視点から2度学習すると理解の深まり方が違います。
これは、是非とも受けていただきたいとおススメするところです。
ちなみに労一社一の択一の点数にも繋がりますので。


その他

社労士試験 独学 補足的な勉強
  • バーチャル講師アカネが読む目的条文等
    目的条文は選択式でもよく出る内容です。
    僕は車通勤ですが、ずっと動画を流して復唱していました。
  • 各講師陣やフォロワーの方々のポスト
    予備校の有名講師の方々をフォローしておくと有用な情報を提供して下さるのでここで1点に繋がることもあります。
    他の受験生の方々のポストでも「そうだった!」と気づかされることが多いのでおススメです。
  • 自作テキスト
    これは次にのべます。
  • 自作bot
    当方が運営している自作botです
    これに関しては試験年度はほぼ全てのbotに目を通していました。
    チラ見でも数をこなす程脳に定着するという自分の考えは間違ってなかったと思います。
  • 暗記カード
    これは社労士Vと月刊社労士受験におまけで毎号付いてくる単語帳です。
    自分はトイレに常備していました(笑)
  • 自作の付箋
    付箋はとにかく適当でもいいので作って、もしくはしっかりと覚えたいときはワードで作成し、ピットタックで至るところに貼り付けていました。
    自室、トイレ、リビングの壁、職場の机とか。
    特にトイレは知識の宝庫となりました(笑)

自作のテキスト

社労士試験 独学 自作のテキスト
社労士試験 独学 自作のテキスト

僕は宅建その他の資格試験を受験しはじめた頃から「自作テキスト」を作っています。
これは予備校の先生方は「時間の無駄だからやめろ」という方々もおられますが、それでも僕は一貫して作っています。
自分の思い通りに作れるし、自分にとっては見やすい、そして作っている間にも覚えていくし、A4に印刷してテフレーヌに挟めば、労働、社保、一般常識の薄い3冊で済んで、持ち運びも便利。
これに、サブテキストや問題集、模試等で得たら新しい知見等を逐次付け加えていきます。
問題集によっては一度しか通したことがないものもありましたが論点はその場でこのテキストに書き込むので常に全ての知識がアップデートされます。
最終的にはこれが自分にとっての最強のバイブルでもありました。


社労士24

僕は平成2年、平成3年は、コロナ対策のために泣く泣く受験を断念しました。
そのうち平成3年には大原の社労士24を受講しています。
金沢先生によるシンプルな解説動画主体の社労士24ですが、講義形式と違い画像と文字主体の解説動画です。
的確且つ必要な情報が詰まっており、これを何度も視聴することで視覚や記憶への刷り込みがなされ、自分の知識のベースとなったと思います。
独学の方もこのシンプルな社労士24だけは単科で受講されてもいいと思います。
ちなみにトレ問等の問題集も書籍媒体で送付されるのでおススメです。


最後に

教材というものは一長一短であり、自分にとって100%のベストというものはそうそうあるものではありません。
人によっては少ない教材を極めた方がいいという理論もありますが、僕はそれは否定はしません。
ただし社労士試験はひとつの論点、ひとつの知識の欠落だけでも不合格が決まってしまうシビアな試験でもあるので、手広くやって手広く知識を蓄えておくことにこしたことはないでしょう。
そういった意味でも僕は手広く細々とやって、合格を勝ち取ることができたと思っています。
合格まで遠回りだろうが最短路だろうが、それはあくまでも結果が得た上でのことです。
最短路だと思ってやっても合格の人も不合格の人もいる。
遠回りして合格の人も不合格の人もいる。
最短路での合格は運の要素も大きいので、大抵の方々は色んなことをやってやっと合格したという方の方が多いのではないでしょうか。
合格してからがスタート云々の理論はちょっと置いておいて、少なくとも受験生のゴールは「合格すること」です。
最終的に合格を勝ち取ることができるなら、僕は遠回りや数撃ちゃ当たる戦法でもいいと思っています。

tomo拝

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