社労士試験:超直前期!模試の結果は気にするな!

学習法
社労士試験 模試の結果は気にするな

超直前期!模試の結果は気にするな!

こんにちは、管理人のtomoです。
今回は「模試の結果は気にするな!」を主題として、この試験前の超直前期、模試をどう生かしていくかについて補足的に述べてみたいと思います。

YouTubeでも同じ内容を解説しています

是非ご覧になってください!
チャンネル登録もよろしくお願いいたします!

今の時期に気になる「模試の結果」

今年の社労士試験は8月27日(日)となっています。
これを書いている時点で7月23日(日)ですので、ちょうどあと5週間といったところです。
今の時期だと皆さん模試を数回受験したとか、今日も受験されているところだと思います。
それで、大体この時期に皆さんが気にされるのが「模試の結果」です。
以前も模試についてはエントリーを上げましたが、今回は超直前期ということで、模試の結果をどう捉えるかについて補足的に書いてみます。

模試について

以前もあげましたが、模試には予備校主催の模試と、模試本があります。

どれくらい受けるか、という悩みもありますよね。

ツイッター上でも色んな理論が呟かれてますが、僕は、模試は余力があればいくらでも受ける、という考えで一貫しています。
いっぱい受ければいいというもんじゃない、受け皿は限られている、という論調もありましたが、それは否定しません。
しかし、例えば2つだけでOKという考えに対しても、2つだけ受ければいいというもんじゃない、みたいな反証も理由づけて言えちゃうわけですから、いっぱい受けてもそれ相当の利益を得られるなら、やることについて理由はあると思います。
そもそも受け皿が限られているという概念自体を僕は好みません。
受けられるだけ受けるという理由は以前もお話しましたが、今回も後述します。

模試の結果の受け取り方

ここから本題です。
大体この時期になると、模試に関してのツイートが増えます。
今日はどこどこの模試を受ける、あそこの模試を受けてきた、等々。
そしてその内容も、好結果だったツイートから、どんよりとしたツイート、結果に対して前向きなツイートまで様々です。
そこで、今の時期だと、学習内容としてはそれなりに仕上がった状態で受けることになりますので、
今の時期の模試の結果は、本試の結果とリンクするのでは
と考える受験生の方もおられると思います。

ですが、これは「全然違います」。
違う、というのは、残り1か月で、模試を受けた経験をどう活かすかで大きく違ってくる、という意味です。
今の時期例えば選択式10点台、択一式20点台とかだったら、ワンチャンの一発勝負とかに偏ってしまうこともあるかもしれませんが、それなりに努力してきた方々では、大体の当落線上、例えば選択式が24点あたり、択一式が44点あたりとかで、それでも何かの科目で割れてしまった、というケース。
そんなものは、模試を受けていたらいくらでもありますからね

それで、皆さん不安になるのが、ツイッターですごい点数を載せておられる方がいて、それを見てショックを受けるというか、
「人はこんなに取れているのに、自分は何故・・・」
みたいな感じになって落ち込んでしまうとか。

ですが、前述した通り、模試も本試験もそうですが、この試験というのは
運の要素
が大きいと思います。
細かいところで知っているところが出たとか、計算問題で考えさせられたとか。
オールマイティな人なら別ですが、大体皆さん苦手な部分とか、得意な部分とかあるはずです。
故に模試の結果が安定しなかったりするのは、平均的に基礎的な部分は取れていても、苦手な部分が出たら割れる、強い部分が出たら割れない、ただそれだけのことだと思います

模試の結果は気にシナイ

だからこそ、ですね、模試の結果、点数や順位、ランク付け、これに関しては、気にシナイ。
そもそもここまで述べた通り、気にしてもあまり意味がないものなので。
以前の模試のエントリーでも、模試の特性その他にはめちゃくちゃ触れましたが、結果、つまり点数や順位、ランク付けについてはほとんど触れていないと思います。

模試とは?

では模試とは何なのか。
簡単にいうと、今の自分の立ち位置を把握して、その時点から試験日までの勉強に活かすものです。
立ち位置を把握するのは、「目的」ではなく「手段」です。
今の立ち位置はこれくらいだ、と一喜一憂するために受けるものではありません。
今の立ち位置がこれくらいだから、立ち位置を上げていくために、次にこれをやろう、と見定めるためのものです。

模試の目的

これは以前もあげた目的ですが、まずは1の、立ち位置を把握するということ。
次に2の、本試験形式に慣れる、というもの。
次の3,これが肝ですが、知らない問題、捻った問題、ちょっと見方が違う問題、そういったものが出る。
そういった問題に接して、今の時点で足りない知識とか解き方、その引き出しを増やしていくためのものです。

主に選択式の1点のため

そして、これはもう僕はしつこくこのブログでも書いてます。
知識とか解き方の引き出しを増やす、それが択一にも選択式にも活きてくるわけですが、その中でも最も大切なのが、選択式の1点です。
これはいわずもがな、去年もそうですが、選択式の1点で涙をのむ、というパターン、これが社労士試験では非常に多いですから。
僕も4年前に1回目の受験(昨年が2回目で合格しましたが)の際は完全独学で臨みましたが、これも労一の1点が足りずに落ちました。
今では知らない人はいない「えるぼし」を知らずに落ちたわけです。
後でツイッターでみたら予備校の先生が「えるぼし出ますよ!」と仰っていたケースがあったそうで、もうほんと知ってたモン勝ちというか、僕は技能士は知っていましたがえるぼしを知らなかった。
それで1点に泣いたわけですね。

LECの模試本でも「なんぞこれ」みたいなのが出てて、それが本試験の選択式に出た、というケースもありますので、ほんとこういった機会を得るか得ないかというのでも合否が変わってきますから、だからこそ僕は、手を広げる、つまり模試も受けられるならいくらでも受ける、という考えで一貫しています(していました)。

模試のあとの学習の進め方

次に模試のあとですが、①の基本的なところを落としていたら、競えるだけの勉強が足りませんので、そこは本気でしっかりと見直して、必ず覚えるようにしていきます。

そしてここからが合格率5%台の壁なんですが、②のテキスト未収載とか、所見の内容とか。
ここはほんと人によって意見は分かれますが、なんとしても合格を勝ち取りたいなら、そこも覚える貪欲さが僕は必要だと思います。
少なくとも僕自身はそうしたので、そこが昨年の選択式の社一等含め活きてきたのだと思いますので。

例えば簡単なAという問題があって、難問のBという問題がある。
Bは難しいからやっぱり間違える人が多いのですが、Aの簡単な問題だって、ポカして落とすことだってあるんです。
これはわかる簡単な問題だったのに間違えた、とか、模試とか問題集とかでもよくありますよね?
だから僕は一貫して、簡単な問題も、難しい問題も、その1点1点をもぎ取ることが、相互に担保しあうのだ、という考えでして、皆がどうせ間違えるという問題も、自分が正解だったらこれ以上の担保はないわけですから。
だからこそそういった難問や細かい論点も、試験当日まで絶対に捨ててはだめだと思うんですね。

残り1か月の学習法

以前のエントリーでも述べましたが、ここからの1か月は、模試の内容等で弱点は把握できたはずなので、ここからはバンバンと問題を解くよりも、「テキスト読み」です。
あと、模試は問題集でわからなかったところ、解けなかったところ、そういった論点はまた問題を解いていくのではなく、

模試や問題集の「解説」を読んでいく

これを重視していきます。
解いて悩むという時間が、もう1か月前なのでもったいないので、それよりもストレートに論点を頭に叩き込む方が時間を有効に使えます。

まとめ

ひとつめ、もしの順位、点数、ランクは気にしない。
特にランクについては、予備校模試では1科目でも割れたらFランクになりますので、ここはほんと気にしなくていいです。

次に、自分が苦手とする部分のあぶり出しとその対策。
上で述べた通り論点はストレートに覚えていく、そして覚えられないところは毎度のトイレ貼り紙法(別にトイレに限局しなくてもいいですけど(笑))等、この1か月でできることは何でもやりましょう。

最後、ここも結構大事で、これはメンタルの問題。
以前もちょっと触れたかもしれませんが、今の日本人は他人と自分を比べすぎだと思います。
よくテレビでも自己啓発本でも、はたまたツイッターの個人でも

人は、それぞれ

と言うではないですか。
なのに、そう自分で語る人ですら、人のことを気にしまくってケチつけたりしてます(笑)
これはほんと不思議なんですが、そんなに人のことが気になるのかと。
シャロ勉界も同じで、普段は「人はそれぞれ」とか言いながら、他人のやり方、持っているテキスト、解く量とか、模試の結果を載せていたら嫌味だとか、人がやることなすことケチをつけるパターンがあります。
人が高得点だろうが、出来が悪かろうが、どんだけ問題集解こうが、何冊テキストを持ってようが、僕を含めて個人自身が本試験で答案用紙に残せる結果には、なーんも関係ないですから。
周りのことは気にしないで、自分が受かるため、自分がやれるだけのことをやっていけばいいんです。
他人の属性や性質は、自分の受験結果に何ら影響を与えませんので。

最後に

残りの1か月、ここが勝負どころなので、とにかく知識をこぼさず、どんぶりの中でこぼさないようにしておきます。
そして、そこにもうちょっと、もしできるなら、トッピングを加える、と。
もう少し乗っけよう、ということで、模試とかで仕入れた知識を乗っけていく。

これ、一度受験されるとわかると思うのですが、1点の分かれ道になるのは、知らなくて悩むとか、ど忘れして悩む、といったところです。
だからこそ、どんぶりの通常の中身、麺やスープはあって当然、ここは絶対に外せない。
そしてそこに、ちょっとトッピングして、「プラスアルファの不測の事態」に備える、と。

やはり最後は、ギリギリまでやった人が受かると思うんです。
僕もツイッター労働、社保、一般常識のbot作ったり、知ったかぶりのツイートしたりで、手広くやっていましたので、ここだけのはない、実は受験当時のプレッシャーは半端ないものでした(笑)
さんざん人様の前で偉そうなことやっていて、これ落ちたらどうしようか、と。
ですが、そういったプレッシャーも原動力に変えて、何しても合格してやる!という意気込みでやり続け、それで合格できましたので、僕みたいなおっさんでもできたのですから、皆さんもきっとやれるはずです!

模試の結果でもそうですが「こんなにやってきたのに、なぜ?」みたいなケースもありますが、できれば「こんだけやってきたけど、もうちょっとやってみようかな?」と、少しでも上に上に、先に先に進んでプラスしていくというやり方で、それで最後までやった人が合格できる試験だと思います。
皆さんも是非最後まで、上へ上へ、先へ先へ、という前進思考で頑張っていただきたいと思います。
皆様の合格を心から祈っております。

tomo拝

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました