社労士試験 合否を左右する選択式対策!

社会保険労務士(社労士)試験

社会保険労務士試験(社労士試験)の選択式対策!

※本記事はPR内容を含みます

選択式が苦手!

社労士受験生にはそういった方々は多いと思います。
過去にとある科目の選択式の1点に泣いた、という方々も多いはずです。
合否を大きく左右してしまう選択式ですが、今回はこの対策について僕の考えをお伝えしたいと思います。
内容はかなり厳しめですが、参考になさってください。
僕が実際に通して、合格に至った道です。


YouTubeでも同じ内容を解説しています

是非ご覧になってください!(チャンネル登録もよろしくお願いいたします!)


何故社労士試験の選択式が苦手な人が多いのか

まず、択一式と選択式では問われる方法が違います。
択一式では一つのテーマについて、5つの属性を挙げ、どれが正しいかを尋ねてきます。
これに対して選択式では、1つの属性を挙げ、その正しい性質自体を尋ねてきます。
いずれも正しい知識が必要なのは同じですが、択一式の場合は他の選択肢もヒント(明らかに正しい、明らかに間違っている、など)となるのでまだ解きやすい部分はあるのですが、選択式の場合はモロに知識自体の正しさを問われます。
選択式の方がより正確な知識を問われるため、知識が不足していたり定着していない状態であると自信がないため、それで苦手意識が自ずと生まれるのでしょう。


社労士試験の選択式とは?

簡単にいうと、文章の穴埋めです。

各科目とも5つの空欄があり、各空欄1点ずつ、合計5点となっており、合格基準点は各科目とも3点以上です。
これは難易度というか、ぶっちゃけると受験生が知っているかどうかの「知名度」みたいなものですが、これ如何で基準点の3点が2点や1点に補正されたりします。
この選択式が恐ろしいことその1は、全科目で合計35点だったとしても、1つの科目で基準点以下だった場合(1点でも足りなかった等)、択一の方が満点だったとしても、その時点で不合格になってしまうところです。


社労士試験の選択式で問われる内容

基本的にはテキストからの直球もありますが、近年では予想すらできない変化球がよく投げられています(笑)
これが選択式の恐ろしさのその2です!

忘れてはならないのは、直球まで対応できる受験生層は横並びでひしめき合っています。
つまりはこのレベルまで到達するのが大前提ということです。
そして合格するためには、そのレベルから一歩上のレベル、つまり変化球などにも対応しておく必要があります。


社労士試験の選択式:直球への対応

直球への対応は基本はテキスト読みです。
つまり基礎知識は叩き込んでおいて当然、というレベルまで到達する必要があります。
また選択式問題集を回すことによって知識の定着を図ります。

代表的なものにはLECの出る順TACの合格のツボなどがあります。
いずれも基礎的な知識を網羅しており、受験生の知識としては、合格を目指すなら「最低ライン」だと僕は思います。
加えて大原のトレ問も独自性があり、お勧めです。


社労士試験の選択式:問題集の回し方

基本的には別のエントリーで述べている、択一式の問題集と同じような方法で回していきます。
ただし、択一式でもある程度はそうですが、選択式の場合は正しい知識をさらに植え付けていくため、

ある論点を解いたら、必ずテキストの同じ論点の部分を読む

これを徹底します。
また、過去の出題実績から考え、テキストの枠外に載っている細かいTIPSなどもできる限り読み返すようにします。
ここは管理人も行っていたお勧めの記憶方法なので、できれば実践してください!

また、これは受験生の方々は実践される方は多いと思いますが、自分が見やすいような表(比較した表)などを作ります。
これは生活の中で至るところに貼って目につくようにし、自然と覚えられるようにします。
管理人は職場の机、自宅の机、トイレ、リビングの自分が座る位置の横の壁など、ほんと至るところに貼って覚えるようにしていました。
言葉の定義等(国年の調整率等)も貼っていました。


社労士試験の選択式:変化球への対応

次に変化球への対応ですが、これは、本当に、どこから飛んでくるかわかりません(笑)
が、対策するとしたら、イチローばりに、いろんな変化球、いろんなコースへのボールに対応できるようにしておくしかありません。
つまりは色んな知識に対して手を広げておくわけですが、これは、自分である程度制御できることです。
対して、こういった変化球をなおざりしていたら、そこでジャッジするのは連合会側です。
相手に委ねるより、自分で動く方が遥かに合格に近づく蓋然性は上昇するはずです。

これは近年の例ですが、様々な分野から様々な内容が出題されます。
特に令和2年の統計調査の名称については全受験生及び全講師陣に衝撃が走りました。

これらの内容に対応するには、とにかく色んなところにできる限り手を広げるしかありません。
(知らなければ、解けない、というものばかりなのですから)
そのためには、前述のテキスト枠外、補助的な月刊誌、パンフレット・リーフレットの書籍やその他の対策本、テキストのまとめ本、模試、予備校の単科講座の受講等に手を広げるのがいいと思います。
受験生の方々によって背景は様々なので、あくまでも「できる限り」です。

社労士Vはテキスト的内容や法改正にも詳しく、また毎号一定の問題が収載されています。
月刊社労士受験はテキストはピンポイントに絞られており、改正その他も収載され、また問題集(答練)に力が入っています。
いずれも長所があり、管理人は毎号購入して済から済まで読破しました。

パンフレット・リーフレット攻略問題集は、2022年から日本法令さんが出版を始めた問題集です。
厚労省によるパンフレット・リーフレットからの出題を見据えた上で、その内容及び簡単な予想問題が収載されています。
管理人も購入後1周回し、試験前夜のホテルでも1周しました。
勝つ!社労士受験は月刊社労士受験の別冊の攻略本で、選択式対策に特化したもの、判例通達に特化したもの等があります。
行政手引からも出題されたことがありますので、こういった書籍に手を広げておくのもいいと思います。

簡易にテキストをまとめた書籍も役に経ちます。
TAC重要語句チェックBOOKは講座扱いですが、重要語句が赤抜きされていてシートで隠して学べるようになっています。
ケータイ社労士も簡易テキストといったところですが要点がまとまっていて携行に便利です。
いずれも普段の勉強の主軸として、別途問題を解いて要点を付箋に記してこれらに貼っていけば自分だけのオリジナルテキストとなります。

上は大原の金沢先生による労働経済・厚生労働白書まとめ講義。
下はLEC澤井先生の澤井道場・一般常識圧迫講義。
管理人はいずれも受講しましたが、どちらもぎっしりのレジュメが付いており、かなり深掘りで学ぶことができます。
社労士Vや月刊社労士受験の白書対策号等に加えて、ここでダメ押しで知識を定着させる、といった感じです。
両先生のゴロも絶好調です!(笑)
澤井先生の講座はLECの学習センターから申込みができます。


おまけ

付加的な書籍等を活用する場合も、必ず日々の問題集(労働社保、及び各科目)を解くことは必ず並行して行います。
そうしないと一定科目から1週間でも離れてしまうと結構な割合の内容が頭から飛んで行きます。

これは本試験の内容ですが、大体の各空欄のための選択肢はかたまって配置されるのですが、たまに上記のようにひとつだけ離れている、ということもあります。
しかもこのときは、その離れている選択肢が正解肢だったというオチもありますので、本試験の際には必ず隅から隅まで選択肢を見るように心がけましょう!


社労士試験の選択式対策:まとめ

今回は社労士試験の選択式の対策についてまとめてみました。

管理人の個人的な考えですが、平均的な受験生像というのはだいたい横並びでひしめき合っていますので、そこまでのレベルまで到達するのは必須だと思います。
また受験生には社会人の方が多く、多忙さその他については程度の差はあれども皆イーブンで、辛さもイーブンです。
しかし忘れてはならないのは、過去の合格者の方々は、そこからさらに勝ち上がった5~6%の人達です。
合格するためには平均的なレベルからさらに飛び抜けないといけないのは自明だと思われます。
そのためには、できない理由をもって「ここまで」と決めるよりも、できるための方法を探してさらに高みを目指す、ということが必要でしょう。
管理人もそれだけのことをやったと胸を張って言えますし、もう本試験のあとは疲労困憊でした。
しかし努力と言うものは、メッシも言う通り、報われるまで続けるものだと思います。
残り4カ月、皆さんが全力以上の力を出し切って、無事合格されることを祈ります。

tomo拝

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました