- 賃貸不動産経営管理士試験(賃管士試験) 3カ月40点一発合格への勉強法!
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- 賃貸不動産経営管理士とは
- 賃貸不動産経営管理士試験:受験の流れ
- 賃貸不動産経営管理士試験:近年の傾向
- 賃貸不動産経営管理士試験:管理人の戦略等
- 賃貸不動産経営管理士試験:実務本と5点免除講習
- 賃貸不動産経営管理士試験:テキスト
- 賃貸不動産経営管理士試験:問題集
- 賃貸不動産経営管理士試験:問題集の回し方
- 賃貸不動産経営管理士試験:過去問道場の回し方
- 賃貸不動産経営管理士試験:キャリカレの講座について
- 賃貸不動産経営管理士試験:TACのチェックシート
- 賃貸不動産経営管理士試験:模試本について
- 賃貸不動産経営管理士試験:賃貸住宅管理業法FAQ集 ←超大事!!!
- 賃貸不動産経営管理士試験:結果
- 賃貸不動産経営管理士試験:今後の展望と戦略
- 賃貸不動産経営管理士試験:通信講座
- 賃貸不動産経営管理士試験:最後に
賃貸不動産経営管理士試験(賃管士試験) 3カ月40点一発合格への勉強法!
※本記事はPR内容を含みます
こんにちは、tomoです!
今回は管理人が昨年受験して一発合格した「賃貸不動産経営管理士」の受験勉強の内容について、実際に管理人が通した内容や勉強法、学習法について述べてみたいと思います。
昨年(令和4年度)は色々と問題があったとされた試験ではありましたが、それでもボーダー34点のところ40点で合格できましたので、管理人が通した内容が少しでも今後の受験生のお役に立てればと思います。
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賃貸不動産経営管理士とは
賃貸不動産経営管理士(賃管士)は、賃貸住宅管理業務を行う上での業務管理者の要件とされている国家資格です。
不動産所有者の資産活用、賃借人の安全・安心確保、長期契約の促進等の役割を担っています。
賃貸不動産経営管理士試験:受験の流れ
スケジュールは上記の通りとなっています。
8月に申込み、11月に試験、年末に発表、合格したら4月には資格が取れる、という流れです。
賃貸不動産経営管理士試験:近年の傾向
試験、資格自体がまだ日が浅いため、数年前までは過渡期だったと思われますが、昨年のボーダー40点はやや難易度を下げ過ぎとは言え、合格者数自体はここ数年1万人弱あたりに絞っています。
これくらいの人数でボーダーを設定する、という形に落ち着いていくのではないでしょうか。
賃貸不動産経営管理士試験:管理人の戦略等
管理人は平成28年に宅建士試験に合格していますが、その後は登録もなしでほとんどの知識を失っている状態でした。
そこでまずは戦略決めで、上記の通りまずは協議会によるバイブルをしっかり読むことと、前年度の結果から令和4年度は難化すると予測されたので、とにかく平均的なこれまでの過去問レベルからさらに掘り下げた学習を行うこととしました。
社労士試験が終わったのが8月28日でしたので、翌日8月29日から試験勉強を開始するという短期決戦なので、それこそ本気以上に本気で集中です。
賃貸不動産経営管理士試験:実務本と5点免除講習
この「賃貸不動産管理の知識と実務」という本は協議会が毎年発行するもので、試験で尋ねたいことは大体はここから出るとよみました。
こちらは5点免除講習ですが、ここでも上記の実務本を使います。
実は「5点免除」という事実自体は合否にはそう影響しません。
5点免除講習を受けた受験生と受けていない受験生で、合格に有意差がないというデータもあります。
が、管理人は自信を持って言います。
5点免除講習は、受けた方が断然イイ。
自分で先に読み、さらに講習でも読めば、2度通すことになります。
これだけでも知識の積み重ねと理解度に効いてきます。
ちなみに5点免除講習は単純に免除を期待するだけでなく、その5問を解く時間を他の難問を解く時間に割けるという大きなメリットもあります。
少なくとも管理人は、知識の定着度に大きく寄与してくれたと思っています。
特に短期決戦で臨む方にはお勧めです。
賃貸不動産経営管理士試験:テキスト
テキストは上記の「賃貸不動産管理の知識と実務」、あとはメジャーなTACの「みんなが欲しかった!賃貸不動産経営管理士の教科書」、そして通信で受けたキャリカレのテキストを用いました。
やはり管理人が強くお勧めするのは、分厚くとも読みづらかろうとも、「賃貸不動産管理の知識と実務」は協議会のバイブルなわけですから、これを2度程しっかり読破することです。
みん欲しは昨年の試験内容自体が前年と様変わりしたところもあったため一部では批判もありましたが、基本的な内容はまとまっているテキストだと思います。
おそらく昨年のことを考えて今年は各社テコ入れしてきたはず。
市販テキストはそう大きな差はないと思いますので、テキストは読むにせよやはり実務本をしっかり読んで補完するのが大切かと。
賃貸不動産経営管理士試験:問題集
問題集は田中賢次先生の楽学賃管士問題集、それとWEB問題集である毎度お世話になっているドットコムの過去問道場を用いました。
楽学賃管士問題集は裁断してScanSnapで取り込み、PDF化してiPadで解くいつもの方法です。
賃貸不動産経営管理士試験:問題集の回し方
このサイト(及び資格取ろうぜ!YouTubeチャンネル)での基本方針ですが、どの資格試験においても、問題集は必ず毎日全分野に触れる、という方針を採っています。
これは、1つの分野に傾倒することで他の分野の内容を忘れてしまう、ということを防ぐためです。
上に示しているのは、楽学賃管士を平日5日で終わらせるため、各分野を5分割したページ数です。
各分野を一定ページ数ずつ、全分野を毎日こなしていきます。
大体問題数は1日180問程度となりますが、これは資格試験では平均的~少ない方、だと思います。
それでもお仕事等できつい場合には、土日も加えて6分割、7分割でやってもいいでしょう。
賃貸不動産経営管理士試験:過去問道場の回し方
過去問道場はまず一度、一問一答を全問題解きます。
その際、解けたけど自信がないもの、解けなかったもの、については、右上にある付箋部分(○で囲んでいるところ)にチェックを入れて下さい。
1回目全問題回してこれを行うことで、自分が不得意な問題の篩い分けとなります。
2回目からは、チェック済、というところを選択して、1回目にチェックを入れた問題のみを解いていきます。
一発目は「最初から開始」をクリックし、次からはブラウザが記憶しているので「続きから再開」をクリックして行います。
※これは各PCやスマホ単体での記憶となりますので、違う媒体で共通して行うことはできません。
出題は5問にすると1ページに5問表示されますので、ポンポン解いていくことができます。
習熟できた、という問題は付箋のチェックを外せば、次回から徐々に問題数を減らすことができます。
賃貸不動産経営管理士試験:キャリカレの講座について
僕は通信のキャリカレの講座も受講しましたが、このテキストが実務本に準拠しており非常に詳しくかつよくまとまったものでした。
問題集も肢別で量も多く、WEBのマイページからも解くことができます。
なおキャリカレは合格できたらもうひと講座無料受講ができるため、管理人も合格できたので次の資格も無料で受講できました。
なお、僕も特別価格で当初賃管士講座を受講できましたが、僕はアンバサダーも受任しておりますので、CPコードを用いることで特別紹介割引価格で受講することができます!
CPコード : ambYt76
キャリカレのホームページから申込みをされる際に、受講申込み確認画面の
「CPコードをご利用の方はこちら」
にチェックを入れて、
「CPコードをご入力」で上記のコード「ambYt76」を入力
→「適用」」をクリック、
これで割引が適用となりますので、是非ご活用ください。
どの講座でもクーポン割引が適用できますので、賃管等だけに関わらず、色んな講座で使ってくださいね!
賃貸不動産経営管理士試験:TACのチェックシート
管理人が使って最も助かったのが、このTACの「出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート」です。
1,500円くらいの直前期まとめ本ですが、よくまとまっています。
今年度分もおそらく7月くらいには発売されるはずです。
これを軸として、他の要点は付箋などで貼っていく、という形でもいいと思います。
(追記:令和5年7月20日)
受かるチェックシートの本年度版が発売されました。
まとめの表等は真似して自作してもいいです。
こういった数字系等も貴重な1点に繋がりますのでしっかり丁寧に覚えます。
管理人はこれも自室の机の前やトイレの壁、リビングの壁、職場の机の前等に貼り、完璧になるまで覚える努力をしました。
賃貸不動産経営管理士試験:模試本について
余裕があればLECとTACの模試本はしっかり全部解きます。
わからなかったところ、知らなかったところは、付箋に書いて前述のチェックシートに加えていきます。
これは日建の本ですが、管理人は試験数日前に解きました。
確かに難解ですが、それは難解というより、建設業法等の「知らない」というものです。
管理人はこういったものは、難易度というより「知名度」だと思っています。
知らないものを知る、ということは、他の受験生と差別化を図ることができる一助となります。
多くの受験生の方々が平均的な受験生の学び方を参考にしますが、合格のためにはそこから一歩抜け出ることが肝要です。
1万人の中に滑り込むためにはこういったことも大切でしょう。
賃貸不動産経営管理士試験:賃貸住宅管理業法FAQ集 ←超大事!!!
最後に大事なものをご紹介。
賃管士試験では、この「賃貸住宅管理業法 FAQ集」から、高頻度で出題されています。
案外受験生の方が見落としがちだと思いますが、このFAQ集は国交省のHPにPDFで配布されいますので、必ず全てを何度か読んで、国がどう受け取って、どう考えているか、ということを理解しておく必要があります。
以下の国交省のページに様々な情報が載っています。
賃貸住宅管理業法 法律、政省令、解釈・運用の考え方、ガイドラインについて
賃貸住宅管理業法FAQ集(令和5年3月31日時点)
また、ポータルサイトでも様々なFAQを紹介していますので、ここも一度通しておいた方がいいです。
賃貸不動産経営管理士試験:結果
ここまでの戦術で3カ月みっちりとやって、無事40点で一発合格できました。
その後は実務講習も受けて、無事に令和5年3月31日付で登録となり、賃管士証も頂きました。
しっかりとした賃管士証で認定証書も立派なものです。
これらを頂くと頑張った甲斐があったと心から嬉しくなるものです。
賃貸不動産経営管理士試験:今後の展望と戦略
ここ数年では1万人弱くらいの合格者で安定しており、昨年令和4年度試験は色々と問題はあったものの、総じて協議会の思惑通りに着地したのではないかと管理人は受け取っています。
試験が簡単な場合は横並びの受験生が増えてボーダーが上がるので難しい。
試験が難しい場合はやはりそれなりの知識が必要となるので難しい。
どっちに転ぼうが、平均的な受験生の知識から一歩飛び出ることが、1万人に滑り込むためには必要です。
そういった点では、過去問というものは過去問でしかなく、誰でも目にすることができるものなのですから、それは次の本試験では25点~30点くらいを担保する内容でしかない、と思っておいた方が無難です。
そこから1万人の合格者に滑り込むためには、協議会の実務本をよく理解し、各社の問題集での予想問題、模試本、国交省のポータルサイトの内容を何度も読んで理解しておく、といった対策が必要になると思われます。
賃貸不動産経営管理士試験:通信講座
管理人は過去に宅建士試験に合格しているので免疫はできていますが、初学の方の場合は一定の講座を申し込んでフルに受講した方が理解が深まり、またあれこれを手を回す個人的な労力をセーブできると思います。
管理人が受講したキャリカレの他、各予備校の講座があります。
LECには友次先生の初心者向けの講座もあります。
アガルートの工藤美香先生の講座も人気です。
賃貸不動産経営管理士試験:最後に
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
まだまだ発展途上の資格、そしてそれに付帯した試験ではありますが、落ち着いて理解を深めていればしっかりとした点数で合格することは可能です。
他の試験の内容でも触れていますが、僕は基本的には
「ボーダーは気にしない」
ということを一貫しています。
ボーダーを気にすると、ボーダーレベルで勉強をとどめてしまいがちになってしまうからです。
そうなると単純に当落線上に立つことになるのですから、合否はフィフティフィフティとなってしまいます。
必ずボーダーを突き抜けるような気概を持って学習に取り組むようにしていきたいですね。
tomo拝
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