社労士試験 直前期の学習法
※本記事はPR内容を含みます
皆さんこんにちは!管理人のtomoです。
とうとう今年の社労士試験まであと100日を切りました。
今回は管理人が昨年の合格年度に直前期にどういった形の学習を行っていたのかを中心にして、直前期はこう乗り切る!という進め方についてご紹介していきます。
社労士試験直前期に重要なこと
僕を含め受験生の方々が学習した内容は、程度の差はあれどもほぼほぼ同じ内容です。
ではどこで合否が分かれるのかを考えてみると、選択式の1点分を知らなかったといったケースは別として、学習した内容を如何に覚えていて、如何に忘却に打ち勝ったか、というところだと思います。
そしてその忘却に打ち勝つために重要な期間、それこそがこの直前期の期間だと僕は考えます。
社労士試験 直前期 忘却との闘い
まず前提を考えたいのですが、例えば学習内容全体の7割を覚えているとしても、試験で7割を取れる、というわけではありません。
残り3割の論点が1科目のうち5問出たら黄色信号、加えて自分の知識でもミスする可能性を考えたら、簡単に点数は4点とかになってしまい、赤信号となってしまいます。
実際のところ試験では「これは知らない」という問題は極々一部しかありません。
他の択一の問題などは、9割以上は学んでいるのです。
しかしそれでも点を落とすのは、当然ではありますが「忘却」が原因です。
社労士試験 直前期 点数確保の鉄則
それらを考えた上で点数を確保するにはどうするか。
知らない、という問題を減らすため、「手広くやる」のが第1点。
次に、自分の知識を総動員できるように「忘却と闘う」のが第2点。
これらのためには直前期こそが最も重要となります。
実質3カ月程ですが、平日3時間でも確保して、土日は10時間ずつしっかり集中すれば、実は400時間以上は勉強に使えます。
社労士試験 直前期にやること
図には管理人が実際に行ったことを中心として直前期にやるべきだと思われる内容について記しています(実際に、僕はほぼこの通りにやりました)。
ひとつずつ説明していきますが、超直前期で最も大事なのは一番下、テキストに類似したものによる「知識維持」です。
社労士試験 直前期 問題集について
問題集についてはこれまでもお勧めしてきた通りで、過去問ランド、合格のツボ選択対策、合格のツボ択一対策を用いました。
これらは平日を中心に行いますが、7月末ないし8月の頭には一旦終了します。
直前期では知識定着が最重要なので、何なら解かずとも「これは大事だ」と思う解説部分は囲っておいて、そこだけ読んでいってもいいと思います。
管理人もこういった形で問題は消して、「3回読む」と書いていますが、その通りに解説のみ3回読んでいくというパターンもありました。
社労士試験 直前期 法改正対策
法改正は各月刊誌のまとめ号が5月過ぎから出始めます。
僕は社労士Vの法改正号、月刊社労士受験法改正号、いずれも購入していましたが、別文体で複数回読むという行為が理解に繋がるという趣旨でやっています。
これらも問題集を解きつつ、リンクさせながらインプットしていきます。
社労士試験 直前期 統計白書一般常識対策
統計白書は余裕があれば各予備校の単科講座がお勧めです。
僕はとにかく労一社一の選択式が合否を分けるという考えだったので、ここにはお金も労力ももっとも集中させました(笑)
僕が受講したのは上記の通り、大原の動労経済・厚生労働白書まとめ講義と、LECの澤井道場・一般常識圧迫講義の2つです。
金沢先生と澤井先生のご両名の大御所の講義でほぼ万全の知識を得ることができました。
大原には直前対策に択一式等様々なラインナップが提供されています。
LECは澤井先生始め多くの先生方のコースが提供されています。
月刊誌でも特集号が出ますので、こういったところも丁寧に読み込みます。
単科講座を受けた場合はレジュメが付いてきますので、そこに足りない部分を付け足していってもいいと思います。
こちらは管理人お勧めのパンフレット・リーフレット攻略問題集。
お国がどういった考えでどういう施策を行っているのかということを知っておくのはとても重要です。
行政手引等からも出題されるので、手を広げておくに越したことはありません。
判例や通達がセットとなった書籍もあります。
社労士試験 直前期 模試について
模試は受けられるならばいくらでも受けます。
あと、管理人はTACの模試本と、LECの模試本を通しました。
模試本は7月末までには終わらせて、論点を別途まとめておき、中心的な本(ケータイ社労士等)に付け足していきます。
管理人はTACの模試本と、LECの模試本を通しました。
※この中心的な本は、試験当日まで中心をなす本です。
社労士試験 超直前期→合否を左右する最も重要な期間
8月に入って超直前期は、僕はここで合否が決するものだと考えていました。
重要なのは知識の維持で、ここからはもう覚えるよりも「忘れない」ための作業です。
そのためには、テキストや簡便なテキストチックな本を読んで、知識の安定的な維持に努めます。
ちなみに月刊誌等には暗記カードが付いていますが、これも思った以上に効果があります。
TACの重要語句チェックBOOKとケータイ社労士、僕はこの2つは超直前期(1週間前くらい)に全て通しました。
付け足しておいた付箋等もしっかり見直します。
基本のテキストしかない場合は、基本テキストも何としてでも1,2回は全部読み直す方が好ましいと思います。
超直前期に役立ったのがこの「無敵の社労士」。
ちょっとした問題もあり、且つ全科目復習にとても役立ちます。
確か暗記カードもついたいたと思いますが、これも8月に入ってから回しました。
もうひとつ。
以前もご紹介しましたが、僕はどの試験でもこういった「自分まとめ」を作っています。
色んな講師の先生方が「これは無駄だからやめろ」と言っておられますが、僕にとっては最も読みやすく、もっとも視覚的に覚えやすいテキストで、それを自分で作り上げる作業は僕にとっては無駄ではありません。
これは作業スピードや時間の違いで当然ながら万人ができることでもないし、誰にでも有用というわけではありませんが、僕はこういった各科目のまとめ、そして例えば障害と遺族年金の一覧まとめ、事業所での適用まとめ、不服申し立てのまとめ等を作ってスクラップしていました。
試験前最後に読んだのもこれらの自作の資料でした。
社労士試験 直前期 まとめ
繰り返しますが、合否を左右するのは「直前期の知識の維持」だと僕は思います。
これはおそらく皆さんもわかっていることだとは思います。
この試験は科目も多いし量が膨大で時間との闘いでもあり、また精神的なストレスを訴える人も結構目にします。
きつい、辛い、不安だ、というのは、受験生皆同じです。
色々と紆余曲折があろうとも、試験の日は必ず来るので、僕自身は「こういうプレッシャーがあって当たり前だ」「自分が不安に思ったり焦ったりして当たり前だ」と、自分自身の状況について当然のように受け入れよう、というスタンスを徹底していました。
そうしないと自分自身が「~だから、できない」という逃げに入ってしまうのは過去の経験からわかっていたので、またこの試験には何としてでも合格するという思いが非常に強かったため、とにかく自分自身の弱さには絶対に負けないように心がけていました。
(もちろん、自身の限界を超えるようなことは避けた方がいいと思いますし、心と体が資本なので健康が最優先です。)
あと100日、3カ月。ラストスパートの時です。
ここで勝負が決まると覚悟して、しっかりと知識の維持に取り組むのが合格に繋がると僕は信じています。
tomo拝
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