宅地建物取引士試験 初学・半年 知識ゼロから47点一発合格した際の学習法 その2

学習法

宅建士試験 初学・半年間の学習で一発合格

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こんにちは、管理人のtomoです。
前回の宅建士一発合格記の続きをやっていきます!

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宅建士試験 模試本について

直前期近くになったら模試本を解きます。
先に言っておきますが、模試本(予備校模試も含めて)は絶対に通してやった方がいいと思います。
しかも、こなせるなら、こなせるだけ。
これをやっておくのとやらないのでは大違いで、僕は模試本で最後の集大成的なまとめかたをやったようなものでした。
当時はLECの「当たる」と、日建の模試を解きました。

結果はけちょんけちょん(笑)
当初は取れても32点とかでした。
かなり不安に襲われましたが、そこからの逆襲というか、とにかくできなかったところは必ずできるようにしようということで、そういった部分は全てカバーするようにしました。

これは他のエントリーでも言及したことですが、模試本を解く、模試を受ける、という目的で管理人が重視しているのは、理解できてない問題に接して、知識を広げる「機会を得る」ということです。
この「機会を得る」ことを最重要視しています。
知らなかった部分、理解していない部分は必ずまとめなおして覚えるようにし、知識は一粒でも無駄にしないようにします(それが必ず1点に繋がります)。
もちろん、既存の知識の定着にも大いに役立つものです。


宅建士試験 公開模試について

管理人は当時受験しませんでしたが(というか模試があること自体を知りませんでした(笑))、各予備校の模試も充実しています。
今では、余裕があれば受けられるだけ受ける、というのが管理人の考え方です。
その分様々な知見に出会えますし、見たことがない論点にも触れる機会を増やせるからです。
回数は絞れという論調が多いのですが、管理人は少しでも知識に触れておいた方が得をすると考えていますので、余裕があるなら絞らないでいいと考えます。
図の通り各社様々ですが、パックで考えたらLECや大原がお得です。
TACや日建はそれなりの受験生数が受けるようです。

模試を受けた後は前述のとおり必ず覚えていなかった論点や新しく知った論点は別途まとめるようにします。
面倒でも絶対にやった方がいいです(こういったところで合格に差が出るはず!)


管理人の個人的な考え方

こういった相対試験でも「1点に泣いた」という感想をよく目にします。
例えば社労士試験で他の全科目で満点でも選択式の1科目で1点が足りない場合は不合格なのですが、そういった場合は確かに「1点に泣いた」と言ってもいいと思います。
しかし、宅建や賃管その他の多くの試験のように、相対試験で「1点に泣いた」と言うのは僕はちょっと違うのではないかと考えています。
全体の総点数で判定される試験なのですから、こういった相対試験では図にあるようにボーダーが35点で34点で不合格なら、「16点に泣いた」という概念を持ち合わせないと、「1点に泣いた」という概念のままだとおそらくその次の年もボーダーあたりで苦しむことになる危険性があると思います。

他の試験に関連しても言及していますが、ボーダーは最初から気にしないのが得策です。
何故なら、ボーダーを気にすると、ボーダー狙いの勉強、つまりは当落線上で合否がもともと50:50となる勉強をしてしまいがちになると思うからです。
そうなると受かってもおかしくない、落ちてもおかしくない、という合格率50%の状態でしかありません。
ボーダーは気にせず、我が道を行き、他の受験生が陥るようなボーダーあたりで彷徨ってしまう状況から少し突き抜けた段階を目指す。
そうすれば本試験でちょっとポカしても十分合格圏内に入る蓋然性が高まります。
ボーダー狙いの学習、本試験の受験だと、ちょっとポカしてしまうとその時点でアウトなのですから。

あと、なんだかんだ言っても相対試験で上から点数で選ばれる試験なのですから、その年の他の受験生達に負けてはならないという競争心、これは僕は必要だと思っています。
行政書士等は180点という明確な合格点設定がありますが、宅建はそうではありません。
明確に人と差をつけた努力をしないと合格の女神は微笑みません。


宅建士試験 改正点のチェック

上記は令和5年受験用の一部の例です。
当然ながら改正点は毎年必ずチェックするようにします。


宅建士試験 管理人の結果

一応、自分としては試験日前日の時点で最高潮の知識量となるように持っていきました。
とにかく、8割、9割、いや目指せ10割の知識!という形で最後1か月はスパートをかけます。
自分の場合にはおそらくベースの力は問題集や過去問である程度培うことができていて、模試本に接したところで自分の足りない点等に気づくことができ、その部分をカバーする等の対策を採ったことでそこからギアが上がって一気に定着した、といった感じでした。

試験は以前も別の試験で訪れたことがある大学でしたが、前と違って大講義室でした。
周りの皆はサラリーマン風も多く、聡明そうな女性もいる、そして何より高校生でも受験できるので制服組も多くいました。
ほんと、周りの皆が頭良く見えますが、安心してください。皆同じように思ってます(笑)

とにかく落ち着いて、学んできたこと、やってきたことを冷静に振り絞っていきます。
僕は資格試験では一貫した解き方をやっていますが、これはまた別の機会に。
結局このときは全て解いて1時間程時間が余り、徹底的に見直しを行いました。

当日の日建(だったかな?)の速報で答え合わせして、自己採点47点。
無事その後合格発表となり、合格証書も頂き、実務講習も日建で受けました。

このときは自分の作戦がドンピシャにハマり、また受験時の頭の冴え方も最高潮だったとは思います。
今同じようにやって同じ点数を取れ、と言われてもどう考えても無理です(笑)


宅建士試験 最後に

「業法で点数を稼ぐ」云々の話を耳にしたことはありましたが、それは配分が最も大きいから稼ぐも何も平均したら業法の点数が大きくなるのは当然です。
後日色々と調べてみるとやはりウェイトを配分することを勧めているケースも多いようですが、かと言って例えば普段から業法に集中していて、権利関係や法令上の制限、税等の力を抜いていたとして、本番で業法でこけたらもうオシマイです。
僕はそういう状況は絶対に避けるべきだと思いますし、そのためにはやはり全分野を均等に優先するのがベストだと思います。
事実僕が受験したときは業法で点数云々とか全く頭になく、全てを平均的に解いては覚え、それで47点と言う点数が得られたわけですから。
ちなみに模試本は前述のとおりボーダー以下でしたから、まさに模試本の総復習や直前期の総仕上げが功を奏した感じです。
そこには、基礎的な問題集の回転による基礎固めという強い地盤があったのだと思います。

※ただし、おそらくは、当時自分の頭が絶好調で、受験時の状態もありえないくらい絶好調だったのだと思います。
今ならいくらやっても47点が取れるとは思えません(笑)

ということで今回のエントリーはこれでおしまいですが、どの試験でもそうですが、「やったモン勝ち」です。
しかも時間が有り余っていてやればやるだけよいというわけでもなく、限られた妥当な時間の中で妥当な濃度でやった人が合格を勝ち取るのだと思います。
忘れてはいけないのは、多くの受験生がやることと同じことをやっていては、多くの受験生が得る結果しか招来しないということ、つまりは多くの受験生がやることと一線を画した勉強をしないと、合格者側に入り込めないということだと管理人は常々思っています。
どの試験にも厳しさはあります。
自分に負けないよう、悔いのない学習に取り組んでいきましょうね!

tomo拝


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